2016年4月4日月曜日

外国人観光客数と多言語対応についてまとめてみたよ

最新(2015年)の国別訪日外客数と、多言語翻訳表示サービス「Change the wor(l)d」についてご紹介します。





こんにちは、プロネートの広報担当・助太力(すけだちから)です。


今日は、海外からの観光客さんがどのくらい、どんな国から来て、その人たちがどういう言葉を話しているのか、ボクが学習したことをまとめてお話するよ。



2015年の訪日客は約1974万人


去年、日本を訪れたお客さんのうち、上位4つの国・地域までが東アジア(中国・韓国・台湾・香港)からで、その数、1400万人強。

これにアメリカを加えたベスト5で、1500万人以上になるよ。

国別訪日外客数・5位までのランキングと主に使う言語
出典:日本政府観光局(JNTO)/外務省


そう言えば、駅なんかにある多言語表示に対応した案内板や旅行者さん向けのパンフレットなんかを見ると、日本語と一緒に英語・中国語(簡体字・繁体字)・韓国語が一緒に並んでいるね。

その4カ国語さえ載せてれば、少なくとも75%の訪日客さんをフォローできることになるね。

4カ国語を併記して補足する案内板


じゃあ、残りの国のうち、公用語が英語じゃないところは無視していいの?



東南アジアからの観光客が増加


これまで観光庁さんと民間の企業さんが協力して、日本への旅行を世界の国々にプロモーションしてきたかいあって、ベスト5以外の国からの観光客さんの数も軒並み増え続けているよ。


特に今、東南アジアからの日本観光が熱いらしいね!

ちょっと前に東南アジア諸国に対して、ビザの発給をゆる〜くしたことも好影響しているんだね。


タイ、シンガポール、マレーシア、フィリピン、インドネシア、ベトナムの6ヶ国を合わせると200万人を超えるので、この市場はとうてい無視できないね!

東南アジアからの訪日客数と主に使用する言語
出典:日本政府観光局(JNTO)/外務省



このうち、英語を公用語としていない国も多いので、できることならそういった人たちが使う言葉でご案内してあげたいよね〜

東南アジアだけじゃなく、西欧(フランス、ドイツ、イタリア、スペインなど)からの訪日客も増えているしね☆

ヨーロッパからの訪日客数と主な言語
出典:日本政府観光局(JNTO)/外務省


もともと、政府っていうエラい人たちが集まる会議では、東京オリンピックが開催される2020年までに、海外からの観光客さんを2000万人に増やすつもりだったけど、すでに目標を達成しそうなので、倍の4000万人に大幅アップしたみたいだね!(2016年3月31日現在)

となると、ますます多言語への対応は必要になってくるね〜


とは言え、案内板や紙の印刷物のスペースは限られているので、載せられる言語も限られてくるよね・・・

下手すりゃ一文だけでこんな状態に・・・



案内板や印刷物を自動で翻訳できるサービス


プロネートでは、指定された印刷物や案内標識を、観光客さんの話す言語に合わせて「翻訳」するサービスをご提供しているよ。

その名も『Change the wor(l)d』!


仕組みとしては、案内板やパンフレットに付いているQRコードをスマートフォンやタブレットで読み取ると、その言語設定に合わせて、あらかじめ翻訳しておいた画像が呼び出されるんだ。

韓国語に設定されたスマホで↓


対象物に付随する二次元コードを読み取ると↓


韓国語に翻訳された写真が表示される


それぞれの言語は事前にプロの人が翻訳しているので、コンピューターによる自動翻訳とは違って誤訳されることもないよ。

それに、ピクトグラムやイラスト、図解など(こういうの「視覚言語」って言うんだっけ?)と合わせて見せられるので、テキストだけ表示するよりも、情報が正確に伝わりやすくなるんだ♪


専用のアプリも必要ないので、QRコードアプリさえ入っていれば誰でも翻訳表示させることが可能だよ。

※既存の案内板などへはQRコードのステッカーの添付が必要になります。


「Change the wor(l)d」インバウンド対策・活用シーン

  • 観光地の案内板・注意を促す標識に
  • 博物館・美術館の作品鑑賞ガイダンスに
  • 観光案内パンフレットのお土産品の説明文を読ませたいときに



『Change the wor(l)d』に関するお問合せは、下記のボタンよりお願いします☆





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