2013年9月26日木曜日

印刷業界で活躍する「DTPエキスパート」とは?

こんにちは、助太力(すけだちから)です。

こないだ、プロネートは年に1度のテストがあるという記事を書いたけど、社員によっては2年に1度のもうひとつのテストがあるんだ。それが「DTPエキスパート認証試験」という資格の更新試験だよ。

DTPエキスパート認証試験(JAGAT)


この資格は、社団法人の日本印刷技術協会(以下、JAGAT)さんが主催していて、DTP(DeskTop Publishing)の知識を広く、正しく理解して、よい印刷物づくりのために制作環境やコミュニケーションづくりを行う、テクニカルスーパーバイザーを養成するためにあるんだって。


JAGATさんが言うことには、数あるDTP関連の資格の中でも「DTPエキスパートは量・質ともに最もハード」らしい。


実際、テンポよく答えないと最後まで答えきれない問題数が出る合計4時間の筆記試験と、印刷物用のデータとその制作指示書を作成する課題制作があって、課題制作のほうは、普段は制作作業をやらない営業の人が苦戦していたのを見たことがあるよ。



社員教育の一環として、会社命令で受験させている会社もあるみたいだけど、プロネートでは社員の自主性に任せているよ。

それでも社員の中では、運転免許の次に持っている人が多い資格なんじゃないかな。



「DTPエキスパート認証試験」は一度受けたらいいものじゃなくて、印刷業界を取り巻く激しい技術刷新に対応できるように、2年に1回の更新試験が義務づけられているよ。

今期からは、CBT(Computer Based Testing)方式という、パソコン上で試験を受ける方法になったみたいだね。印刷業界の資格試験に印刷物を使わないなんて、それも時代の流れなのかねぇ〜

おじいさんになった助太力くんのイラスト
おじいさんみたいなことを言う助太力くん

この更新試験も、今月末までに回答しなくちゃならないみたいで、該当する社員はせっかくの休みの日を勉強に費やされて大変そうだね。。。



最後に、どうでもいい知識をひとつ。

「DTPエキスパート」としてのキャリアの長さは、その認証証の色を見れば分かるよ。2回以上更新した人はゴールドカードを、6回以上の場合はブルーカードを持ってるはずだよ。もし、近くにDTPエキスパートの人がいたら、何色なのか見せてもらってね☆