またひとつ、日本の文化が世界遺産に登録されたね。おめでたいかぎりだよ。
このたび、世界遺産の仲間入りを果たしたのは「富岡製糸場と絹産業遺産群」。
明治時代、これらの施設が連携することによって、安くて質の良い生糸の大量生産を可能にし、日本は世界一の生糸輸出国として名を上げたんだってね。
それを記念して、地元の上毛新聞社さんが「絹新聞特別号」を発行したよ。
その名の通り、絹に新聞記事が印刷されているんだ!
富岡製糸場の快挙を伝える、絹で製作された新聞号外 |
この新聞は、群馬県桐生市の織物会社さんが100%国産シルクで作った上質な生地に、プロネートが試行錯誤を重ねて印刷して作られたものだよ。
刷り上がった新聞は、製糸場近くのお店に貼り出された他、東京の銀座に店を構えるアンテナショップ『ぐんまちゃん家』で、クイズ大会の賞品として配布されたりしたらしいよ。1部1万円以上もする代物だから、もらった人はとってもラッキーだったね☆
★世界遺産登録で絹製特別号 上毛新聞社がイベント(YouTube/KYODO NEWS 【共同通信社】)
群馬県のマスコット「ぐんまちゃん」により手渡しされた
ちなみに、プロネートの代表も群馬県出身。
故郷の朗報に、喜びもひとしおだよ。
最後に、シルクを広く普及させた日本の絹産業に、あらためて祝福のメッセージを投げさせてもらうよ。
関係者の皆さま、おめでとう〜〜〜!
シルク製の前掛けでお祝いする助太力くん |
【追記】2016.1.26
絹に印刷して新聞を製作した事例を、動画にまとめてみたよ。こちらも参照してね。
【関連サイト】
★上毛新聞ニュース「シルク生地に紙面印刷 上毛新聞社が特別号」
★「富岡製糸場と絹産業遺産群」群馬県世界遺産推進室 公式サイト
★富岡製糸場ホームページ
追記 2015.3.20
富岡製糸場が操業停止になった後もひたすら建物を守り続けた片倉工業さんに、富岡市長の手でシルク製の表彰状が贈られたよ。絹への印刷事例として紹介されているその記事も、あわせてご覧になってね。
★絹に印刷して賞状を作ったよ 〜絹への印刷事例〜
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